こんにちは、薬局アポック赤羽店の小野田です。
今回は私が最近体験した出来事をご紹介します。
薬局アポック赤羽店のある北区では、日曜日の休日診療における休日薬局にも参加しています。
北区にある様々な薬局が持ち回りで担当しており、1つの薬局の当番は大体半年毎です。
薬局の薬剤師が3名いるとしたら、1人の薬剤師に当番が回ってくるのは1年半に1回となります。ゆえにそこまでの重荷ではありません。
先日、私は初めてこの休日薬局の当番に参加しました。
休日薬局とはいえ、行ったことのない薬局で働くのは非常に緊張しました。
なにしろ普段使っているパソコンや調剤器具ではないのです。
説明書をよく読み、不慣れな手つきでありながら、なるべく早くお薬を準備して患者様へお渡しできるように頑張りました。
11月といえども、もう十分に寒いです。
そのため休日当番には風邪を引いた患者様が多くいらっしゃいました。
7割はお子さんの処方です。
一緒にいらっしゃるお母さんもとても大変そうです。
日曜日にお薬をもらえる場所は限られています。
かなり遠くの地区から来ていたご家族もいらっしゃいました。
基本は休日薬局に備蓄のあるお薬から処方箋が書かれますので、大体のお子さんのお薬の内容はほぼ似通ってきます。
解熱剤・せき止め・痰切り・抗生物質などが大体の内容です。
お薬の規格としてはシロップ剤や粉薬が多いです。
粉薬が飲めないといった場合はシロップ剤になったりします。
休日診療では基本は臨時としてのお薬の量しか出ませんので、大体は1日分か2日分ほどの量となります。
この量で休日を乗りきってもらい、休み明けになったらきちんと医療機関を受診して頂く形です。
そのため、可能ならば病院の診療時間内で受診するのが望ましいです。
その方がお薬の日数をより多くもらうことが出来るからです。
もちろん急な症状変化であったならば仕方ないのですが、休日診療は平日の診療よりもサービスの幅が狭くなってしまうということは覚えておくといいかもしれません。
小さなお子さんを持つ親御さんは、休日でも受診できる近隣の医療機関を前もって確認しておくとよいでしょう。
お子さんがいつ風邪やインフルエンザにかかるか分かりません。
事前の把握が緊急時の素早い行動へとつながります。