こんにちは、川越中央店の稲積です。
今年の9月26・27日に横浜で行われた「日本薬局学会学術総会」に口頭発表で参加してきました。
発表の演題は、「在宅患者訪問薬剤管理指導における医療費削減効果について」です。
川越中央店では、1年半前から高齢者住宅入居者のかたの在宅調剤を行っています。
薬剤師の職能を在宅に活用することで、残薬確認や体調確認が取りやすいというメリットを生かし、医療費削減効果があるか調べ、9ヶ月間分をまとめたものになります。
この研究では、外来調剤に比べ 一定の削減効果はあるという結果が得られました。
医療経済効果を含め、薬剤師が在宅の場で能力を発揮していくためにはより他の関連スタッフとの関係性が重要です。
今後、患者さんの体調にあった処方内容の提案をしていくためにもまずは個人在宅のように患者さんと話す機会を増やすこと、そしてチャンスがあれば症例検討会などを含め、より一層医療連携の向上を図ることが必要と感じており、今後のテーマとして考えていきたいと思います。
学会での発表はなんとも言えない緊張感がありましたが、良い経験になり、そして勉強になりました。
在宅は手間がかかることが多いですが、スタッフで協力しあっているからこそ日々スムーズに対応できていると思っています☆