皆さんこんにちは今回は入社2年目の青木がブログ記事の担当をします。
よろしくお願いします。
ちょっと堅苦しい文章から始まりましたが、学生さんの皆さま初め、いろいろな方が気軽に読んでもらえればと思います。
まだ堅いですね(汗)
入社して色々なことを経験させていただきましたが、その中でも今回は印象に残った出来事を書きたいと思います。
それはある患者さまからの1本の電話がきっかけでした。
「2つの病院に行っていて、いつも薬をもらっている病院とは違うところで、検査を受ける予定です。それで、血糖値を下げる薬を検査前に一時的にやめるようにいわれました。1回目は先生の指示通りやめれましたが、でも、薬が変わってしまったのでどれをやめればいいかわからないので教えてもらえませんか?」
という内容でした。
業務中の問い合わせに加え、すぐに答えが出る内容ではなかったので、その場はわかり次第ご連絡するということで一度電話を切らせていただきました。
正直、どうすればいいかということで悩みましたが、まずは製薬会社に確認をして何か情報を得なければならないと思い、行動に移しました。
製薬会社の返答は
「検査前に特に中止をしなくても問題はないと思いますが、最終的な判断は先生(医師)の判断によりますので・・」
2社に確認をとりましたが、同じような返答でした。
検査を受けるのが大学病院ということもあり、疑義紹介とは異なるので、忙しい先生に対してどう伝えるのが適切かを考えたうえで患者さまのためと思い、意を決して行動に移しました。
結果は・・・怒られました。
薬局の薬剤師として出来ることは行ったつもりでしたが、それを打ち砕かれるような言葉を言われ、正直ショックでした。
医師より説明のあったことを患者さまにお伝えしました。
その後、何事のなかったかのように日々が過ぎて行きましたが、ある日、自分を名指しして呼んでいる患者さまがいるということで待合室に行きました。
その時はクレームか・・・と思っていました。
ところが「この前はお忙しいところすいませんでしたね。」そこであの患者さまかと思いました。実際、電話ではお話をしましたが、顔は一致していなかったので、その後の経緯を伺い、最後にご家族そしてご本人から
「本当にありがとうございました。」
と言われたときはこの仕事が出来てよかったと思えました。
ありきたりの文章に感じるかもしれませんが、このような経験は自分にとても印象に残る出来事でありました。
これは薬局しか経験出来ないことではないかと思います。
また機会があれば、記事を書きますのでお願いします。